血糖値とは何?食後に高くなってしまう原因を知りたい!

食後血糖値が高いと健康診断で医師に指摘されたらとりあえず知っておきたい血糖値に関する健康知識

 

血糖値とは、食事に含まれる糖質が分解されて血液中にブドウ糖がどれくらい存在するかの指標となる数値です。

 

糖質の多い食事によって食後血糖値が高くなり過ぎるとインスリンホルモンの過剰分泌を招き肥満の原因や

 

血管内皮細胞が血中の増えすぎたブドウ糖によってダメージを受けてしまい動脈硬化や血管病の原因になります。

 

食後の2時間の血糖値が140を超えてしまうと、境界型糖尿病で予備軍と言われる段階です。

 

境界型の予備軍を含めて糖尿病患者は日本人の4人に1人が発症している今や国民病になりつつあります。

 

糖尿病が強く疑われる二十歳以上の成人の数は1000万人に到達し1997年の国の調査開始から最高を記録しています。

 

食の欧米化によってハンバーガーに代表されるファーストフードや肉食中心の栄養バランスの偏った食事が原因で糖質の摂り過ぎの傾向がここ数年で加速しています。

 

糖質がたくさん含まれた牛丼やピザは美味しいので昔の納豆に味噌汁といった食事は日本の食卓からだんだん見られなくなってきて、

 

朝からパンとか調理が簡単で糖質が多いGI値が高い食品のほうがエネルギーを手っ取り早く補給できるので、

 

いくつもの品目を調理する必要がなく炭水化物単体で食事が済ませられるので一見便利なように見えますがまさにそれこそが食後血糖値が高い原因です。

 

食事から摂取した糖分は、小腸で2糖類から単糖のブドウ糖にまで分解され、血管から血液中に吸収され、

 

私たちが日中活動するためのエネルギー源として利用されます。

 

エネルギーとして消費されなかったブドウ糖は脂肪組織に蓄えられ中性脂肪として内臓脂肪になってしまい肥満の原因となります。

 

糖質の摂り過ぎでも増えてしまう中性脂肪は肥満の原因

 

中性脂肪は内臓脂肪の他にも皮下脂肪としても蓄積しやすく、二の腕のたぷんたぷんも余った中性脂肪がお肉として付いてしまっている状態です。

 

食事から吸収した脂質や糖質によって肝臓で作りだされる中性脂肪は私たちが元気に活動する上で大切なエネルギーになってくれます。

 

中性脂肪がダメというわけじゃなくあくまでも摂取をしすぎることが悪いと言っているのです。

 

最近、ご飯などの炭水化物は全て悪者にするような極端な風潮がありますが、脂質や炭水化物をしっかり摂取しないと健康なカラダ作りはできません。

 

ただ脂っこい食事や炭水化物の摂り過ぎで血中の中性脂肪が増えすぎてしまうと高脂血症で血液がドロドロになってしまい

 

血流が悪くなることで、血管が詰まりやすくなったり全身の血管のしなやかさが低下して硬くなることで血管病のきっかけとなる動脈硬化がどんどん進行してしまいます。

 

動脈硬化は自覚症状がほとんどないので気づいた時には症状がかなり進行してしまっているサイレントキラーの一面がある怖い症状です。

 

高齢になってからではなかなか食生活の改善も難しくなるので20代の頃からお肉の脂身などの動物性の脂肪が多い食事は食べ過ぎないようにして

 

ご飯も腹八分を心がけ血中の中性脂肪が増えないような食生活を構築していくことが大切になってきます。

 

では具体的に食後血糖値が高い場合の対策はどうすればいいのでしょうか?

 

食後血糖値が高くなることでの健康への影響とは?

 

血糖値とは血液中に含まれるブドウ糖の量を数値化したものです。

 

食事によって体内に入ってきた糖質は消化酵素の働きによってブドウ糖にまで分解され小腸壁から血液内に吸収されます。

 

食後血糖値が高くなるとすい臓に脳から指令が出てインスリンホルモンが分泌され、肝臓や脂肪組織、筋肉に取り込まれて食後血糖値がだんだん下がっていきます。

 

運動によって消費されずにに余ってしまうと、過剰なブドウ糖は肝臓において中性脂肪に合成され、肝臓や脂肪細胞に蓄えられます。

 

また肝臓に戻ったブドウ糖は中性脂肪へと変換され肝臓や脂肪組織にエネルギーた足りなくなった場合に切りだして使うために保存されます。

 

これは人類の長い飢えとの闘いで培った能力です。

 

食後血糖値が高くなりすぎるとインスリンホルモンの大量分泌によって脂肪細胞に蓄積されるだけじゃなく、脂肪が分解されにくくなり肥満の原因となります。

 

また血糖値が上がりやすい食生活はすい臓を疲弊させ糖代謝能力の低下を招きます。

 

すると食事によって増えた血中のブドウ糖を処理できなくなり長時間、血糖値が高い状態が続くようになりそのまま放置してしまうと糖尿病を発症してしまいます。

 

また中性脂肪が増え過ぎて肥満になるのも体に健康面で様々な悪影響が出てきます。

 

甘いものの食べ過ぎで肥満になるとインスリンの効き目が悪くなる

 

中性脂肪は増え過ぎると脂肪組織から悪玉ホルモンのTNF-αやPAI-1が分泌されるようになり、インスリンホルモンが上手く働かない耐糖能異常の原因になります。

 

中性脂肪はいざとなって時に引き落とせる普通預金のようなものなので、人体は色々な方法で体脂肪を増やすようにできています。

 

お肉や乳製品などに含まれる動物性脂肪だけじゃなく、主食の炭水化物やアルコールに含まれる糖質からも肝臓で中性脂肪を生み出すことができます。

 

体脂肪として蓄積した中性脂肪は、食糧不足で食事の量が少なくなったり、ジョギングやスイミングなどの激しい有酸素運動でエネルギーが大量に消費されてしまうと、

 

体脂肪の一部を切り出して中性脂肪を分解してエネルギーとして消費することで食事による不足分を補ってくれます。

 

とういことはつまり一日の必要エネルギー量と食事に含まれるエネルギー量の指標であるカロリーが同等なら体内に中性脂肪が蓄えられることはありません。

 

職場の定期健診などで分かる中性脂肪の数値は食事によって直接的に増えた中性脂肪ではなく、

 

エネルギーとして消費されずに余った糖や脂肪酸が肝臓によって中性脂肪に合成され血中に放出された分の中性脂肪の数値になります。

 

いつも疑問に思っている方も多いと思うので説明しておくと健康診断の実施日の前の日の夜から食事を抜くのは体内にもともと蓄えられている中性脂肪が

 

エネルギーを作り出すために血中にどれくらいの量が放出されているのか調べるのが目的だからです。

 

よくある再検査になってしまう原因は、朝食を軽く食べてしまったがために、

 

食事から摂取された分の中性脂肪の量が検査で高い値が出てしまって本来の検査目的が達成できないからといいうのがよくあるパターンです。